2016/3/8 19:41:43

吠えたら止まらない!カニンヘンダックスフンドの吠え癖をなおしたい!

    1.カニンヘンダックスフンドはもともと吠えやすい犬種

     犬はもともと吠える動物であり、人間のように言葉をしゃべらない犬は吠える事でしか意思表示が出来ません。吠える事自体は問題行動ではなく、吠えるべきではないタイミング、過剰に吠え続ける事が人間にとって不快な行動であります。人間の都合による問題行動であり、人はこれを【むだ吠え】と称して毛嫌いします。カニンヘンダックスフンドは、何か異変を感じると吠え続ける傾向がある犬種です。体が小さくても立派に縄張りを守ろうとしているのです。しかし、来客があっても動じずにいられる子や、来客を怪しく思い激しく吠えて警戒する子もいます。吠え癖はその飼育環境によって変わってくるのです。

    2.なぜ吠えてしまうのか?

    一番よくないパターン

     一日中一人でいる事の多いカニンヘンダックスフンドは、必ず過剰に吠えるようになります。一日中一人で何もする事なくいる事はストレスがかなり溜まってしまう原因の一つです。吠える事以外にする事がないため【退屈吠え】をするようになってしまうのです。また、ケージに閉じ込めておくと外部からの物音に敏感になり、反応して吠え続けるようになるのです。ケージに閉じ込めてれたカニンヘンダックスフンドは、自分でその物音が何か確認できません。なので、吠えて警戒するのです。これらは明らかに吠える原因を飼い主さんが生み出しているので、絶対にないようにしましょう。

     

    photo by fshin2fshin

    社会化期の刺激によるもの

     仔犬の社会化期に充分に親兄弟と過ごせなかった子は問題行動を起こしやすいとされていますが、特にこのむだ吠えは典型的な例とされています。親兄弟から愛情や刺激を受ける事なく育ったカニンヘンダックスフンドは、情緒不安定(臆病)になり周囲に対して敏感になりやすくなります。情緒不安定な子は、人のちょっとした動きや知らない犬に対して恐怖を感じ、警戒をするようになって過剰に吠えてしまいます。
     また、仔犬の頃吠えなかったけど成長するにつれて吠える子も中にはいます。元々は吠える事がほぼない子という事ですので、その後のしつけさえ間違えなければ問題ありません。

    人が吠える事を教えている

     吠え癖は、上記のように環境のせいでもありますが飼い主さんが無意識のうちに吠えるように仕向けている事も原因の一つです。吠えているカニンヘンダックスフンドに対してなだめようとして体を撫でたりすると、良い事が起きたと学習します。今まで構ってくれなかった飼い主さんがわざわざ来て気にかけてくれたという事は、吠える事は飼い主さんにとってうれしい事なのだととらえてしまうのです。また、吠えているカニンヘンダックスフンドをやたらと叱りつける事も逆効果です。いきなり叱るだけでは、カニンヘンダックスフンドに不安が生まれ、飼い主さんに対して警戒心が強まり嫌いになってしまう恐れもあります。叱るだけではなく、叱ったあとのアフターフォローが何よりも大事なのです。 

    photo by Jason Tucker

    3.しつけはしっかりと!

    スイッチの切り替えをするだけで良い

     来客などでひどく興奮して吠えているカニンヘンダックスフンドに対して、一度スイッチを切ってあげる必要があります。フセ、またはオスワリの指示を出しましょう。特にフセのポーズは犬が落ち着くポーズでもあるので、スイッチの切り替えに非常に有効的です。指示を出す時は、カニンヘンダックスフンドの声に負けないよう力強く発声しましょう。指示通りカニンヘンダックスフンドが言う事を聞き、吠える事をやめたらすぐさま褒めてあげます!吠えて落ち着いたら飼い主さんが喜んでくれるという事を学習させる事が大事ですので、タイミングは間違えないようにしましょう。たったのこれだけで、カニンヘンダックスフンドは学習してくれます。すぐになおる事はできませんが、これを繰り返し行う事で徐々に断続的に吠える事をやめていきます。

    photo by John Lester

    仕方がなくてもしつけは必要

     冒頭では、犬が吠えるのは仕方ない事であり、特にカニンヘンダックスフンドはよく吠えやすいと書きました。ですが、仕方ないという言葉にあぐらをかかないようにしていただきたいです。海外と違って、日本は基本的に住宅が密集しているため、騒音トラブルが起きやすいです。少し吠えるだけなら何も言われないかもしれませんが、何時間も吠えていたり、夜中に吠えるような事があればトラブルは免れません。苦情が来たから菓子折りを持って回れば問題ないだろうとすます飼い主さんも中にはいますが、それではカニンヘンダックスフンドにとっても飼い主さんにとってもご近所の方にもよくありません。
     人間社会にやってきたカニンヘンダックスフンドに人間社会の常識を教える事はとても大変かもしれませんが、周囲の事も考えてあげてこそのしつけです。しつけのある子は、周囲の人にも好かれます。犬にとって当たり前の行動(吠える)をしてたら周囲に嫌われてしまうなんて、犬社会ではありえない話です。カニンヘンダックスフンドが嫌われないためにも、今一度、しつけを見直してみてはいかがでしょうか。

    photo by Raven Underwood

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