2016/3/29 19:07:59

カニンヘンダックスフンドの里親応募する前に

    1.人気に陰りが出てきたころに・・・

     2000年初頭、チワワやトイプードルと共に第二次ペットブームの先駆けとなり、ダックスフンドは人気犬種ランク1位になっておりました。絶大な人気を誇ったダックスフンド。しかし、人気の裏側には悲しい現実もあります。人の勝手な都合により次々に犬が捨てられてしまっているのです。近年特に増加している犬種が、このカニンヘンダックスフンドなのです。

    2.なぜ増えてしまったのか?

    様々な背景がある

     購入当時は仔犬だったため、何も知識がないまま、その可愛さのあまり衝動買いしてしまった飼い主さんは数多くいると思われます。どんな動物でも、成長、老化していき、可愛さだけでなく問題も生じる事はあるのです。特にカニンヘンダックスフンドは、ヘルニアという病気になりやすく、症状が重い子ですと金銭的な負担も想像以上にかかってしまいます。アクセサリー感覚のように衝動買いしてしまった飼い主さんは、その金銭を捻出する事ができず、あるいはその金銭を出し惜しみをする方も少なくはありません。また、カニンヘンダックスフンドの問題行動に耐えきれず…という理由もあります。カニンヘンダックスフンドで一番多い問題行動は吠え癖です。近年、ペット可の賃貸住宅が増えてきているため、集合住宅地での飼育をされている方も比例するように増えております。そのため、ご近所との騒音問題を懸念する飼い主さんは、カニンヘンダックスフンドの吠え癖をなおす事もしないまま手放すというケースもまた増えてきているのです。

     

    photo by Amy

    仕方ないですまされない!

     引っ越しや、飼い主さんの病気、死去などの原因を仕方ないと考えてはいけません。カニンヘンダックスフンドは人形ではなく、動物です。愛情と責任を持ってカニンヘンダックスフンドの最後まで案じる事が出来ないのならば飼う事は許されない事です。購入する際は、いざそういう状況になってしまった時の事も考え、譲渡先もいくつかピックアップしておくと良いでしょう。もちろん、これから里親になろうと考えてる飼い主さんも、これから引き取る子の最後までの事を考えてあげましょう!

    2.実際に里親になってみる

    里親応募するには

     自治体や民間によって保護されているところから譲渡してもらう事が一番多いですが、近年インターネットにて里親を募集するサイトも増えております。『ペットの命』犬猫ペット里親募集情報では、毎日のように情報を掲載しております。一度確認してみてはいかがでしょうか。 

    photo by Tam Tam

     
     

     

    応募するその前に

     カニンヘンダックスフンドは、よほどの年齢でもない限り遊ぶ事を好む犬種です。適度な運動を約束できる事、その子が万が一病気持ちであった際、責任を持って飼えるかという事、また、問題行動が原因で捨てられてしまった子も中にはいます。その問題行動に対して適切な処置を行えるかという事も重要です。
     そして、飼い主さん自身にどんな覚悟があったとしても、周りの協力が得られないのであれば飼育は困難です。家族の中に犬が苦手である他、アレルギー疾患や喘息を持っている方が一人でもいる場合。また、ご近所には必ずと言っていいほど犬嫌いがいます。ペット大国になったとはいえ、犬に咬まれた事があるなどといったトラウマを持ってる人はどこにでもいるのです。犬が嫌いという人は臭いや排泄物、鳴き声などといった事に非常に敏感です。家族だけでなく、周りの人の理解や協力を得る事ができないのであれば里親になる事はお勧めできません。いずれトラブルの元となり、カニンヘンダックスフンドがまた捨てられてしまう可能性もあるのです。里親は、タダでカニンヘンダックスフンドを入手できる場所ではありません。第二の飼い主さんとして助けてくれる人を探している場所なのです。

    3.気持ちが揺らいでしまったら・・・

    ブリーダーのもとで直接購入する

     上記の事を聞いて少しでも気持ちが揺らいでしまったのでしたら、周りの理解や協力を得られても意味がありません。もしも適度な運動を約束する事ができないという理由ならば、どの犬種でも飼育する事は困難でしょう。ですが、病気、問題行動を懸念してらっしゃるのならば最初からブリーダーの方で購入する事をお勧めします。仔犬のうちから正しいしつけをしていれば、ある程度の個体差はあるものの飼い主さんにとって最良の家族になってくれる事は間違いありません。
     病気に関しても遺伝性の疾患があるかどうか直接ブリーダーに確認をとる事ができますが、それでも老化するとともに身体は衰えてきますので、動物を飼う以上はある程度の病気は心構えを持ってください。また、ブリーダーから直接購入する事で確実な純血種であるカニンヘンダックスフンドを迎える事ができるので、純血種であるかどうかも気になる方はブリーダーから購入しましょう。

    photo by harperlauren

    ブリーダーと会った時にする事は?

     ブリーダーから購入する際に絶対する事は、ブリーダーの元へ訪問する事です。この訪問した時に飼育施設をチェックできます。飼育施設を見せようとしないブリーダーは、見せられないほどの劣悪な環境である可能性がありますので、必ず見せてもらうようにします。そして、一頭ずつ隔離されていないか、親兄弟と同じ場所で過ごしているか、駆虫はしているか、遺伝性疾患はどうしてるのかという質問もしましょう。
     仔犬を迎えるので仔犬を見る事は当たり前ですが、親犬もできれば会うようにします。一度その子と決めたからといってすぐに連れ帰る事はしないようにします。何度かその子と面談をし、生後3ヵ月くらいまでは親兄弟と過ごしてもらうようにしましょう。こうする事でカニンヘンダックスフンドの仔犬の社会化期を行う事ができるので、カニンヘンダックスフンドのためにも、飼い主さんのためにも非常に良いです。

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